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DATE : 2025/07/06 (Sun)
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DATE : 2008/12/23 (Tue)
バイオエシックス(生命倫理)は患者中心の医療の倫理であり、1992年に「国際バイオエシックス学会」は「医療や生命科学に関する倫理的、社会的、哲学的、法的問題やそれに関連する問題をめぐり研究する学問」と定義した。1963年頃からアメリカで、当時の医師の独善的、権威主義的態度を医師のパターナリズム(家長主義、温情的干渉主義)と非難して患者の人権運動が盛んになった。
なぜ、医師の態度がこのようになったのかを学者たちが研究した結果、古代ギリシャの名医で倫理感の強かったヒポクラテスの弟子が、医師の教えを誓った「ヒポクラテスの誓い」に「医師は自分の力と判断に基づいて医療を患者のために行う」とあるので「医師は、恩師や同僚の意見も聞かず独善的に、患者に一生懸命に医療をすればよい」と思い、高圧的な態度をするようになったと判断した。
1966年に、アメリカでヒトを対象とした多くの非倫理的な臨床実験が明るみに出ると、連邦政府は、事前に施設内研究審査委員会(IRB)で政府の基準や法律に抵触しないことの証明を得ることを義務づけた。
病院倫理委員会(HEC)は1976年の医療裁判で、裁判官がHECで審査されることを求めて以後、特に1980年頃から普及した。1969年にニューヨーク市内に世界で最初の研究所ヘイスティングスセンターが設立され、1971年にはジョージタウン大学に世界で最初の大学付属研究所としてケネディ倫理研究所が設立され、同年、この学問はバイオエシックス(生命倫理)と命名された。
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一言節約術
トイレットペーパーはダブルよりもシングルが安く済む。市販のトイレットペーパーのロールの長さは、シングル約60m、ダブル約30mとなっているが、使用量で比べるとシングルの方が少なくなることがほとんどだ。
ニュース
大恐慌以来で最長の景気後退(リセッション)を経験している米国経済だが、景気回復へのカギを握る個人消費は、足元の原油価格上昇が大きな足かせとなる可能性がある。  原油価格は4月21日以降に約50%上昇し、1バレル=65ドルを上回る水準で推移している。  足元の原油価格は昨年夏につけた過去最高値1バレル=147ドルにはまだ遠い水準だが、失業率が1983年以降で最高の水準となり、賃金の伸びが過去最低となる中、米国の消費者に原油価格などのコスト上昇を吸収する余裕はあまり残されていない。  カリフォルニア大学サンディエゴ校のジェームズ・ハミルトン経済学教授は原油価格の上昇について、ガソリン価格が1ガロン=4ドルを超えていた昨年ほどは個人消費に悪影響を及ぼしていないが、「待ち望んできた(景気)回復を多少遅らせる」可能性があるとしている。  今のところインフレよりデフレを懸念している米連邦準備理事会(FRB)にとって、原油高がインフレの火付け役となるのは好ましい状況ではない。  サウジアラビアのナイミ石油鉱物資源相は先に、世界経済は原油価格1バレル75─80ドルには対応できるぐらい回復したとの見方を示した。また、石油輸出国機構(OPEC)は28日、産油量の据え置きを決定している。  原油価格の上昇が消費者に与える最も直接的な影響は、ガソリン価格の上昇。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が26日に発表したレギュラー無鉛ガソリン価格は、前週比0.13ドル上昇の1ガロン2.44ドルと、過去7カ月で最高となった。ただ、原油価格上昇のペースはそれを大幅に上回っており、ガソリン価格も向こう数週間は上昇基調が続くとみられる。  ガソリン価格自体は1ガロン=4ドルを超えていた昨年に比較すると落ち着いているものの、当時に比べると家計の状況はかなり悪化している。過去1年で500万人以上が仕事を失い、労働省が発表した第1・四半期の単位労働コストは伸び率が過去最低水準となっている。  足元の原油価格上昇は、主要通貨に対する米ドルの下落も要因の1つだが、世界各国の政府がリセッションを食い止めようと財政支出を拡大させるなか、インフレを警戒した投機筋が商品市場に資金を還流させている可能性も背景にあるとみられる。