警察学校襲撃、15人死亡

パキスタン東部ラホール郊外の警察学校が30日午前（日本時間同）、武装グループに襲撃され、地元ジオ・テレビによると15人が銃撃されるなどして死亡した。負傷者も100人以上に上ったもようで、死傷者は増える恐れがある。目撃証言によるとグループは20－25人で、人質を取って施設に立てこもった。テレビ映像によれば、銃撃戦が続いている。

この日、施設内には警察関係者ら少なくとも800人がいた。避難してきた関係者によれば、武装グループは朝の行進訓練の最中、複数の方角から施設に侵入し、突如銃撃を始め、数十人がその場で地面に倒れた。グループは自動小銃や手投げ弾で武装していた。