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DATE : 2009/03/30 (Mon)
DATE : 2009/03/30 (Mon)
アフリカ南東部のインド洋の島国マダガスカルで、軍の介入で退陣に追い込まれたラベロマナナ前大統領(59)の復帰を求めて支持者がデモを起こし、治安部隊が催涙ガスで応じるなど、再び緊張が高まっている。暫定大統領に就任したラジョエリナ氏(34)は前大統領に対話を呼びかけているが、両者の支持者の対立は深刻で内戦の勃発(ぼっぱつ)を心配する声も出ている。
前大統領は政変後、モザンビーク海峡の対岸のスワジランドに逃れ、25日に電話で支持者に暫定大統領への抗議行動を呼びかけた。マダガスカルの首都アンタナナリボでは、暫定大統領の辞任を求める前大統領派のデモが拡大し、26日には両者の支持者が投石を始めるなど混乱した。
暫定大統領は「和解に向けた対話」を提案しているが、前大統領側は(1)大統領職に復帰してからの参加(2)独立機関の立ち会い-などを求めており、事態収拾のメドは立っていない。
7年前に大統領に就任したラベロマナナ氏は積極的に外資を導入。その後、前大統領系企業の不正が公然と行われるようになり、貧困層や学生、企業経営者の不満が膨らんでいた。
そして昨年12月、政権を批判するラジョエリナ氏のテレビ局を前大統領が閉鎖すると、デモが激化。軍の介入で前大統領が退陣し同氏が今月21日、暫定大統領に就任した
暫定大統領は「和解に向けた対話」を提案しているが、前大統領側は(1)大統領職に復帰してからの参加(2)独立機関の立ち会い-などを求めており、事態収拾のメドは立っていない。
7年前に大統領に就任したラベロマナナ氏は積極的に外資を導入。その後、前大統領系企業の不正が公然と行われるようになり、貧困層や学生、企業経営者の不満が膨らんでいた。
そして昨年12月、政権を批判するラジョエリナ氏のテレビ局を前大統領が閉鎖すると、デモが激化。軍の介入で前大統領が退陣し同氏が今月21日、暫定大統領に就任した
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