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DATE : 2009/04/10 (Fri)
DATE : 2009/04/10 (Fri)
オバマ米大統領は9日、2009会計年度(09年9月まで)の補正予算として、アフガニスタンとイラクでの戦費を中心に834億ドル(約8兆3400億円)を議会に要求した。大統領はこれを最後に、補正予算で戦費をまかなう慣例を断ち切る方針を示している。
要求額のうち750億ドルは軍事作戦への支出。兵士らの防護服や装甲車に98億ドル、老朽化した装備の補充に116億ドルを充てる。残りは外交措置や経済支援への支出で、アフガンに16億ドル、パキスタンに14億ドル、イラクに7億ドルを振り分ける。そのほか、パレスチナ自治区ガザへの人道支援8億ドル、アフリカでの国連平和維持活動への拠出8億ドル、キューバのグアンタナモ米海軍基地にあるテロ容疑者らの収容施設閉鎖にともなう費用3000万ドルなどが盛り込まれている。
これにより、01年の米同時多発テロ以来の戦費は総額9000億ドル超となる。議会調査局(CRS)の推計では、このうち4分の3以上をイラクでの戦費が占める。
オバマ大統領は就任以来、対テロ戦略の焦点をイラクからアフガンへ移す方針を打ち出している。また、ブッシュ政権下で慣例化した補正予算での戦費計上に代わり、10年度以降は戦費を通常予算に組み込む構え。ギブズ大統領報道官は、「このような形で戦費を要求するのは最後になるだろう」と述べた
要求額のうち750億ドルは軍事作戦への支出。兵士らの防護服や装甲車に98億ドル、老朽化した装備の補充に116億ドルを充てる。残りは外交措置や経済支援への支出で、アフガンに16億ドル、パキスタンに14億ドル、イラクに7億ドルを振り分ける。そのほか、パレスチナ自治区ガザへの人道支援8億ドル、アフリカでの国連平和維持活動への拠出8億ドル、キューバのグアンタナモ米海軍基地にあるテロ容疑者らの収容施設閉鎖にともなう費用3000万ドルなどが盛り込まれている。
これにより、01年の米同時多発テロ以来の戦費は総額9000億ドル超となる。議会調査局(CRS)の推計では、このうち4分の3以上をイラクでの戦費が占める。
オバマ大統領は就任以来、対テロ戦略の焦点をイラクからアフガンへ移す方針を打ち出している。また、ブッシュ政権下で慣例化した補正予算での戦費計上に代わり、10年度以降は戦費を通常予算に組み込む構え。ギブズ大統領報道官は、「このような形で戦費を要求するのは最後になるだろう」と述べた
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