category: kyoto
DATE : 2009/02/21 (Sat)
DATE : 2009/02/21 (Sat)
府教委は09年度から、授業についていけない公立中学の1年生を対象に、小学校の学習内容の補講を行う「中1振り返り集中学習(ふりスタ)」を始める。人件費など3000万円を一般会計当初予算案に計上した。府教委学校教育課によると、都道府県教委がこうした補講を実施するのは全国で初めてという。
同課によると、昨年の全国学力テストの結果、府内では中学3年の数学で、小学校レベルの問題である分数の計算が解けなかった生徒が11・8%いた。また、分数が解けなかった生徒は、数学全体の平均点も40・7点と低く、解けた生徒より27点も下回っていたという。
同課は「小学校での学力が定着しないまま中学校に進み、授業についていけなくなる生徒の現状が反映されている」と分析。今回の新規事業を計画した。
「ふりスタ」は振り返り学習(スタディー)することから命名。主に夏休みに10日間の日程で1日約4時間、つまずきやすい分数や比例の基礎、漢字、文法、接続詞などを学ぶ。講師には中学校教員だけでなく、小学校のOB教員や大学生を配置。受講内容は各校の現状に応じて決める。
同課は「問題が解けないと学習意欲が低下し、ほかの教科にも影響が出る。また、1年生の2学期からは授業も難しくなり、学力差は広がる一方。早期の段階で生徒のつまずきを解消し、学力の底上げにつなげたい」と話している
同課によると、昨年の全国学力テストの結果、府内では中学3年の数学で、小学校レベルの問題である分数の計算が解けなかった生徒が11・8%いた。また、分数が解けなかった生徒は、数学全体の平均点も40・7点と低く、解けた生徒より27点も下回っていたという。
同課は「小学校での学力が定着しないまま中学校に進み、授業についていけなくなる生徒の現状が反映されている」と分析。今回の新規事業を計画した。
「ふりスタ」は振り返り学習(スタディー)することから命名。主に夏休みに10日間の日程で1日約4時間、つまずきやすい分数や比例の基礎、漢字、文法、接続詞などを学ぶ。講師には中学校教員だけでなく、小学校のOB教員や大学生を配置。受講内容は各校の現状に応じて決める。
同課は「問題が解けないと学習意欲が低下し、ほかの教科にも影響が出る。また、1年生の2学期からは授業も難しくなり、学力差は広がる一方。早期の段階で生徒のつまずきを解消し、学力の底上げにつなげたい」と話している
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