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DATE : 2009/02/21 (Sat)
◇市立図書館が計画--第1弾「今谷上町」の予定
 柏市立図書館は、町内会や自治会単位の地域限定郷土史を住民に作成してもらう計画を進めている。第1弾として、今月末にも市内の住宅街の一つ、「今谷上町」の郷土史が発行される予定。図書館は今後、市内計278町内会にも作成を呼びかけ、16分館ごとの郷土資料コーナー設置を目指す。「歴史の浅いとされる柏市で、地域の人たちが比較的身近な戦後を中心とした歴史を記録に残し、子供たちに伝えてほしい」と話している。
 発行される同町の郷土史は「~写真・聞き書きで伝える~今谷上町のいま・むかし」(A4判、90ページ、300部)。同町は、旧水戸街道沿いにある人口約4200人の住宅地。約15年前、地元の子供会が保護者と町内で暮らす人たちのインタビューを特集したことがあり、図書館が昨年6月、当時の関係者に郷土史作成を呼びかけた。
 住民ら約40人が参加し、歴史委員会を発足させた。町内会に昔の写真の提供を呼びかける回覧板を回して、昭和30年代を中心に100枚以上の写真を集めた。
 架線が切れる事故で、南柏駅に臨時停車した蒸気機関車「デゴイチ(D51)」や、和服姿の母親たちが写る幼稚園の卒園式、お宮参りで旧水戸街道を歩く花嫁、車による行商風景など珍しい写真ばかり。これらの写真に、委員会のメンバーが、同町に生まれた人や移り住んだ人たちから思い出話を聞き取り、約7カ月かけて、年中行事や食べ物など昔の暮らしぶりを収録した。
 同図書館では第2弾として、戦後、団地開発の走りとなった都市再生機構の旧光ケ丘団地(グリーンタウン光ケ丘)の郷土史を作成する計画を進めている。住民らから取り壊されている団地の建物や当時、モダンな造りとされた室内の様子を撮影した写真を収集している。さらに今年5、6月にも全町内会・自治会に対し、取材や写真集めを地元の人たちに進めてもらう手作りの地域限定郷土史発行を呼びかける。
 図書館の諏訪部正敏主幹さん(46)は「今谷上町のように、地域のボランティアの活動が市全体に広がり、市の歴史や文化を作るうえで役立つようになるとうれしい」と話している
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トイレットペーパーはダブルよりもシングルが安く済む。市販のトイレットペーパーのロールの長さは、シングル約60m、ダブル約30mとなっているが、使用量で比べるとシングルの方が少なくなることがほとんどだ。
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大恐慌以来で最長の景気後退(リセッション)を経験している米国経済だが、景気回復へのカギを握る個人消費は、足元の原油価格上昇が大きな足かせとなる可能性がある。  原油価格は4月21日以降に約50%上昇し、1バレル=65ドルを上回る水準で推移している。  足元の原油価格は昨年夏につけた過去最高値1バレル=147ドルにはまだ遠い水準だが、失業率が1983年以降で最高の水準となり、賃金の伸びが過去最低となる中、米国の消費者に原油価格などのコスト上昇を吸収する余裕はあまり残されていない。  カリフォルニア大学サンディエゴ校のジェームズ・ハミルトン経済学教授は原油価格の上昇について、ガソリン価格が1ガロン=4ドルを超えていた昨年ほどは個人消費に悪影響を及ぼしていないが、「待ち望んできた(景気)回復を多少遅らせる」可能性があるとしている。  今のところインフレよりデフレを懸念している米連邦準備理事会(FRB)にとって、原油高がインフレの火付け役となるのは好ましい状況ではない。  サウジアラビアのナイミ石油鉱物資源相は先に、世界経済は原油価格1バレル75─80ドルには対応できるぐらい回復したとの見方を示した。また、石油輸出国機構(OPEC)は28日、産油量の据え置きを決定している。  原油価格の上昇が消費者に与える最も直接的な影響は、ガソリン価格の上昇。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が26日に発表したレギュラー無鉛ガソリン価格は、前週比0.13ドル上昇の1ガロン2.44ドルと、過去7カ月で最高となった。ただ、原油価格上昇のペースはそれを大幅に上回っており、ガソリン価格も向こう数週間は上昇基調が続くとみられる。  ガソリン価格自体は1ガロン=4ドルを超えていた昨年に比較すると落ち着いているものの、当時に比べると家計の状況はかなり悪化している。過去1年で500万人以上が仕事を失い、労働省が発表した第1・四半期の単位労働コストは伸び率が過去最低水準となっている。  足元の原油価格上昇は、主要通貨に対する米ドルの下落も要因の1つだが、世界各国の政府がリセッションを食い止めようと財政支出を拡大させるなか、インフレを警戒した投機筋が商品市場に資金を還流させている可能性も背景にあるとみられる。