category: kanagawa
DATE : 2009/02/21 (Sat)
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県警の定期ミニ演奏会「マリーンコンサート(マリコン)」が19日、横浜市西区みなとみらいのクイーンズスクエア横浜で開催された。長年、音楽隊で活動し、多くの人に感動を与えてきた県警察音楽隊の的場輝男隊長(60)が来月31日で勇退するため、隊長にとって最後の指揮となったマリコンにはたくさんの観客が詰めかけ、迫力の演奏に聞き入った。
的場隊長は昭和44年に県警察音楽隊に入り、約40年間演奏を続けてきた。元々は金管楽器「ユーフォニアム」の演奏者だったが、平成10年ごろから指揮も担当。常に「県民に近い音楽隊でありたい」と心がけてきた。一般の楽団と違い、警察の音楽隊は防犯教室や交通教室などの抑止活動とともに行われることが多い。的場隊長は「警察の中で、仕事で拍手をもらえて涙を流してもらえるのは音楽隊しかいない」と胸を張る。
中でも本格的な演奏を間近で気軽に聴くことができるマリコンは固定のファンがいるほど人気が高い。185回の公演で、特に思い出深いのは認知症の女性がマリコンで音楽隊の演奏を聞いたことをきっかけに明るくなり、女性の家族から「コンサートを聞いてから家族の会話ができるようになった」とお礼を言われたことだ。的場隊長は「音楽ってすごいんだな」とうれしく思ったという。
この日のマリコンでも名曲「上を向いて歩こう」や以前、女の子にリクエストされた「崖(がけ)の上のポニョ」を軽快なテンポで奏でた。最後の曲が終わると、観客からは大きな拍手が送られ、花束を渡す人も。的場隊長は「県民に夢と感動を与えられる音楽隊であってほしい。お客さんがあっての音楽隊です」と笑顔で別れを告げた
的場隊長は昭和44年に県警察音楽隊に入り、約40年間演奏を続けてきた。元々は金管楽器「ユーフォニアム」の演奏者だったが、平成10年ごろから指揮も担当。常に「県民に近い音楽隊でありたい」と心がけてきた。一般の楽団と違い、警察の音楽隊は防犯教室や交通教室などの抑止活動とともに行われることが多い。的場隊長は「警察の中で、仕事で拍手をもらえて涙を流してもらえるのは音楽隊しかいない」と胸を張る。
中でも本格的な演奏を間近で気軽に聴くことができるマリコンは固定のファンがいるほど人気が高い。185回の公演で、特に思い出深いのは認知症の女性がマリコンで音楽隊の演奏を聞いたことをきっかけに明るくなり、女性の家族から「コンサートを聞いてから家族の会話ができるようになった」とお礼を言われたことだ。的場隊長は「音楽ってすごいんだな」とうれしく思ったという。
この日のマリコンでも名曲「上を向いて歩こう」や以前、女の子にリクエストされた「崖(がけ)の上のポニョ」を軽快なテンポで奏でた。最後の曲が終わると、観客からは大きな拍手が送られ、花束を渡す人も。的場隊長は「県民に夢と感動を与えられる音楽隊であってほしい。お客さんがあっての音楽隊です」と笑顔で別れを告げた
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