category: 熊本
DATE : 2009/03/01 (Sun)
DATE : 2009/03/01 (Sun)
障害があっても好きな服を着たい――。そんな願いをリフォームで助ける講習会が27日、宇城市松橋町南豊崎の松橋養護学校で開かれ、保護者11人が既製服の補正方法を学んだ。
「この服が着たい、と意思表示するのも子供の自立の第一歩。洋服を直すことで親子ともにその願いがかなえられる」。そう話す雙田珠己・熊本大准教授(被服学)は、肢体不自由児の衣服教育などを研究しており、今回の開催も提案し指導にあたった。
中2の柴田美優さん(14)の母・直美さん(43)はこの日、美優さんが通学に着ている起毛ジャケットの補正に挑戦。袖が細めで車いすに座ったままでは脱ぎ着が出来ない。そこで、袖から脇に伸縮性のある布をはさみ、まちを設けたところ、車いすのままで脱ぎ着できるようになった。直美さんは「気に入っていたけど、来年は着られないねと残念がっていた。これなら来年も大丈夫」と顔をほころばせた。
ただ、ロックミシンなどリフォーム用の器具は家庭では負担が大きい。雙田さんは「被服の専門学校やボランティア団体の支援が広がれば」と話している
「この服が着たい、と意思表示するのも子供の自立の第一歩。洋服を直すことで親子ともにその願いがかなえられる」。そう話す雙田珠己・熊本大准教授(被服学)は、肢体不自由児の衣服教育などを研究しており、今回の開催も提案し指導にあたった。
中2の柴田美優さん(14)の母・直美さん(43)はこの日、美優さんが通学に着ている起毛ジャケットの補正に挑戦。袖が細めで車いすに座ったままでは脱ぎ着が出来ない。そこで、袖から脇に伸縮性のある布をはさみ、まちを設けたところ、車いすのままで脱ぎ着できるようになった。直美さんは「気に入っていたけど、来年は着られないねと残念がっていた。これなら来年も大丈夫」と顔をほころばせた。
ただ、ロックミシンなどリフォーム用の器具は家庭では負担が大きい。雙田さんは「被服の専門学校やボランティア団体の支援が広がれば」と話している
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