category: 育児
DATE : 2009/01/02 (Fri)
DATE : 2009/01/02 (Fri)
極小未熟児や超未熟児などの極低出生体重児、あるいは仮死分娩等によるハイリスク新生児の際には、保育器に収容し、未熟な呼吸機能を補助する人工呼吸器による呼吸管理や酸素モニター、輸液療法等が実施できる新生児集中治療施設が必要となる。
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category: 育児
DATE : 2009/01/02 (Fri)
DATE : 2009/01/02 (Fri)
出生した時の体重が2500グラム未満の乳児を未熟児といっているが、在胎週数31~37週、生下時体重1501~2500グラムの新生児を総称して低出生体重児という。これには極小未熟児(在胎週数24~30週、生下時体重500~1500グラムの低出生体重児の総称)、超未熟児(生下時体重が1000グラム以下の場合)が含まれる。極小未熟児や超未熟児の予後は、新生児医学の発展、新生児集中治療ユニット(NICU)の全国的な設置等により、治療や養護を専門的に行う体制が樹立され、死亡率の低下、脳障害等の後遺症の減少も報告されている。
category: 育児
DATE : 2009/01/01 (Thu)
DATE : 2009/01/01 (Thu)
頭や体形などプロポーションがよくなると言われて十数年ほど前から全国的に普及してきた俯せ寝(うつぶせ寝)が、現在では乳幼児突然死症候群(SIDS)との関連で問題となってきている。つまり、疫学的に俯せ寝が乳幼児突然死症候群を誘発する因子となっているというものである。日本では、約2割が俯せ寝で寝かせているという調査があるが、厚生労働省も乳幼児突然死症候群の危険因子の一つとして注意を喚起している。
category: 育児
DATE : 2009/01/01 (Thu)
DATE : 2009/01/01 (Thu)
イギリスの精神科医であるボウルビーは、1969年、子供の精神的な健康と発達には特定の人(一般的には母親)の情緒的な結び付き(愛着関係)が重要であることを指摘し、これをアタッチメントという概念で強調した。アタッチメントを育んでいくためには、乳児と母親との身体接触(スキンシップ)が多いこと、乳児の様々なサインを受け止めることの出来る母親の感性の豊かさ、そして安定し一貫した養育環境にあることが大切とされている。
category: 育児
DATE : 2009/01/01 (Thu)
DATE : 2009/01/01 (Thu)
ネグレクトは、児童虐待の一つとしてみなされているが、乳幼児に適切な養育を行わなかった場合をいう。例えば、乳児が泣いても無視するとか、いつも強く叱り付け子供に不安感を抱かせるとか、病気なのに医師に見せないなど、極端な養育のあり方が問題とされる。海外では、子供を車に置いたままコンビニエンスストアで買い物をしたというだけで、保護者が逮捕されることもまれでは無い。このようなエピソードは、身体的な虐待とは異なり、一見しつけの行き過ぎや極端な育て方といった程度のものと軽く見られるが、その結果、子供の精神的な発達が歪められ、将来の人格形成に大きな影響を与えることが指摘されている。ネグレクトを受けた子供は、例えば表情が暗く、ちょっとしたことで怯えたり、過度に緊張しオドオドしているのが特徴である。
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