category: ガン治療
DATE : 2008/12/31 (Wed)
DATE : 2008/12/31 (Wed)
ホジキン病と非ホジキンリンパ腫に分かれ、さらに組織型によって細分される。ホジキン病は無痛性の腫瘤として、頸部に初発することが多く、順序正しく進展する傾向があるので、1期、2期は放射線治療が標準的治療法。3期、4期は抗ガン剤治療が中心。非ホジキンリンパ腫は、頸部、腋窩、鼠蹊部などのリンパ節が腫脹して発見されることが多い。進行が緩徐だが、何をしても治りにくいタイプと、進行が急だが治療により一定程度治るものとの2種類に分かれる。そのうち後者は、1期でも全身に微小転移巣が存在する可能性が高いので、1期にも放射線治療と化学療法を併用するのが普通。化学療法は、4種類の抗ガン剤を組み合わせたCHOP(チョップ)療法が基本で、3~4期に強力な抗ガン剤治療をしても、生存率がCHOPの場合以上に向上しないことが知られている。
PR
category: ガン治療
DATE : 2008/12/31 (Wed)
DATE : 2008/12/31 (Wed)
大きく、リンパ性白血病と骨髄性白血病に分かれる。異常な白血球が増殖し、造血する場所を占拠するので、正常な白血球、赤血球、血小板などを作ることが出来ず、感染症や出血が生じやすくなり、無治療の場合、数ヶ月で死亡する。近年、化学療法の発達により、子供の急性白血病の生存率は著しく向上したが、大人の急性白血病はさほどではない。治療の一環として骨髄移植が行われることもある。
category: ガン治療
DATE : 2008/12/31 (Wed)
DATE : 2008/12/31 (Wed)
尿閉など前立腺肥大類似の症状を呈する。肛門に指を入れてする触診が診断の基本。比較的小さなガンでは、手術が行われることが多いが、手術すると排尿障害、ぼっ起障害発生の可能性が高い。他方、放射線治療でも手術と同様の生存率が得られるので、医師によって治療法がことなるのが現状。前立腺ガンは男性ホルモン依存症で、ホルモン療法により縮小がみられる。しかし、効果は一時的である。骨転移による痛みなど有症状の場合が適応になる。50歳を過ぎた男性の4割には、前立腺に潜在ガンが存在する。それゆえ前立腺ガン検診を受けると、ガンが発見される可能性が高いが、発見したものを治療して前立腺ガン死亡が減るという証明は無い。無症侯性の比較的早期のガンは、発見しても放置する方針をとる医師もいる。
category: ガン治療
DATE : 2008/12/31 (Wed)
DATE : 2008/12/31 (Wed)
血尿で発見されることが多い。尿の細胞診と膀胱鏡が第1次的検査であり、異常があればCT等を行う。上皮内にとどまるものは、牛型結核箘から作られたBCGを膀胱内に注入することなどにより膀胱を温存する方向にある。最近では、放射線の局所効果を増強する目的で抗ガン剤を併用して膀胱を温存する試みが成功しつつある。
category: ガン治療
DATE : 2008/12/31 (Wed)
DATE : 2008/12/31 (Wed)
腎細胞ガンともいう。腎臓に生じるガンは他に移行上皮ガンなどがあるが、腎細胞ガンが大部分を占める。血尿や腰痛を契機に発見されることが多い。超音波とCTが第1次的検査となる。治療法は手術による腎臓摘出だが、リンパ節郭清の是非については議論がある。原発巣を切除後、まれに転移が自然退縮することがある。
忍者ブログ [PR]