category: 佐賀
DATE : 2009/03/01 (Sun)
DATE : 2009/03/01 (Sun)
九州電力玄海原発3号機で実施されるプルサーマル計画に使われるMOX(ウランとプルトニウムの混合酸化物)燃料輸送の事前了解をめぐり、計画に反対する市民団体は27日、県を相次いで訪れ「独自検査もないまま了解するのは拙速だ」などと、担当者に厳しく抗議した。
「プルサーマルと佐賀県の100年を考える会」は、他の2団体と連名で古川康知事あてに文書を提出。「人々の意思を無視し、あまりにも急いで事前了解した」と抗議した。また「玄海原発対策住民会議」など2団体も知事にあてて、事前了解撤回を求める抗議・要求書を出した。
各団体は、県が国土交通省の安全確認を根拠として、検証も加えず直ちに了解したことを特に問題視。「県独自の検査をすべきだった。検査をしないなら、担当課があること自体、税金の無駄遣い」「国の審査データは、事業主である電力会社が出している。どうして信頼できるのか」と県への批判が続いた。
市民団体側は、県への抗議と共に、知事との面会なども要求。両者のやりとりは3時間以上に及び、県が後日質問に答えることを約束して終わった。
◇質問に答えない県姿勢にがく然
市民団体側の立場で参加した作家の広瀬隆さん(66)は「質問に答えない県の姿勢にがく然とした」と感想を述べた。
広瀬さんはこの後、佐賀市内で講演。「使用済みMOX燃料の処分方法は何も決まっていない。こんな無責任な計画でプルサーマルを受け入れてはいけない」などと訴え、参加者からも県の事前了解に対する批判が聞かれた
「プルサーマルと佐賀県の100年を考える会」は、他の2団体と連名で古川康知事あてに文書を提出。「人々の意思を無視し、あまりにも急いで事前了解した」と抗議した。また「玄海原発対策住民会議」など2団体も知事にあてて、事前了解撤回を求める抗議・要求書を出した。
各団体は、県が国土交通省の安全確認を根拠として、検証も加えず直ちに了解したことを特に問題視。「県独自の検査をすべきだった。検査をしないなら、担当課があること自体、税金の無駄遣い」「国の審査データは、事業主である電力会社が出している。どうして信頼できるのか」と県への批判が続いた。
市民団体側は、県への抗議と共に、知事との面会なども要求。両者のやりとりは3時間以上に及び、県が後日質問に答えることを約束して終わった。
◇質問に答えない県姿勢にがく然
市民団体側の立場で参加した作家の広瀬隆さん(66)は「質問に答えない県の姿勢にがく然とした」と感想を述べた。
広瀬さんはこの後、佐賀市内で講演。「使用済みMOX燃料の処分方法は何も決まっていない。こんな無責任な計画でプルサーマルを受け入れてはいけない」などと訴え、参加者からも県の事前了解に対する批判が聞かれた
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