category: 沖縄
DATE : 2009/03/01 (Sun)
DATE : 2009/03/01 (Sun)
琉球新報大謝名販売店で夕刊配達を手伝っている鈴夏ちゃん=宜野湾市、大謝名幼稚園=は生後11カ月の時から約6年間、祖母の節子さん(65)と共に地域に新聞を届けてきた。「すーずー」の愛称で地域の人から親しまれてきた販売店の「看板娘」は3月の朝夕刊統合に伴い、節子さんとの二人三脚の夕刊配達を「卒業」する。
「みんなに会えなくなるのは少し寂しいけど、4月からは小学1年生。お勉強もいっぱい頑張りたい」と鈴夏ちゃんは新しい一歩に希望を膨らませ、28日午後、最後の夕刊を各家庭に届ける。
おばあちゃん子の鈴夏ちゃんはベビーカーに乗って節子さんと一緒に夕刊配達を始めた。まだ歩けないころは節子さんに抱っこされ、郵便受けに「新聞を入れたい」とせがんだという。
現在は幼稚園から帰って、午後2時半ごろから2人で1日110軒を配達している。頑張り屋の鈴夏ちゃんは毎日歩いて配達することで体力もつき「幼稚園のクラスの女の子の中でも駆けっこは一番速いよ」と笑顔を見せる。
節子さんは「わたしより先に配達先も覚えるしっかり者。優しくて頼りにしている」と目を細める。ぜんそくの節子さんが配達途中に気分が悪くなり、応援を呼ぼうとした時には「鈴夏が頑張るから大丈夫」と、残りの配達先を鈴夏ちゃん一人で配り終えたこともある。
販売店主の赤嶺美代子さん(56)は「配達先の会社の女性がお菓子を用意して待っていてくれたり、お店の人たちとおしゃべりして『営業』したり、地域みんなのアイドル。しっかりしていて安心できる」と太鼓判を押す。
母の孝子さん(34)は「新聞配達を通していろいろな人と知り合い、地域の方々と触れ合えた。毎日続けることで精神力も鍛えられたと思う」と愛娘の成長を見守っている。
「みんなに会えなくなるのは少し寂しいけど、4月からは小学1年生。お勉強もいっぱい頑張りたい」と鈴夏ちゃんは新しい一歩に希望を膨らませ、28日午後、最後の夕刊を各家庭に届ける。
おばあちゃん子の鈴夏ちゃんはベビーカーに乗って節子さんと一緒に夕刊配達を始めた。まだ歩けないころは節子さんに抱っこされ、郵便受けに「新聞を入れたい」とせがんだという。
現在は幼稚園から帰って、午後2時半ごろから2人で1日110軒を配達している。頑張り屋の鈴夏ちゃんは毎日歩いて配達することで体力もつき「幼稚園のクラスの女の子の中でも駆けっこは一番速いよ」と笑顔を見せる。
節子さんは「わたしより先に配達先も覚えるしっかり者。優しくて頼りにしている」と目を細める。ぜんそくの節子さんが配達途中に気分が悪くなり、応援を呼ぼうとした時には「鈴夏が頑張るから大丈夫」と、残りの配達先を鈴夏ちゃん一人で配り終えたこともある。
販売店主の赤嶺美代子さん(56)は「配達先の会社の女性がお菓子を用意して待っていてくれたり、お店の人たちとおしゃべりして『営業』したり、地域みんなのアイドル。しっかりしていて安心できる」と太鼓判を押す。
母の孝子さん(34)は「新聞配達を通していろいろな人と知り合い、地域の方々と触れ合えた。毎日続けることで精神力も鍛えられたと思う」と愛娘の成長を見守っている。
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