category: 育児
DATE : 2009/01/02 (Fri)
DATE : 2009/01/02 (Fri)
保育所等に通園している乳幼児が感冒などの日常的な病気にかかると、母親は仕事を休んで子供の看病をせざるをえないのが実情である。このような時、その病児を専門的に預かるのが病児保育室(病後児保育室)である。国は、就労と子育ての両立支援の一つとして「乳幼児健康支援一時預かり事業」を1995年からスタートしたが、これが病児保育制度(病後児保育制度)である。多くの病児(病後児)保育施設は、診療所や病院の小児科に併設されており、ほかに乳児院や保育所が実施しているところもある。対象児4人に保育士と看護師2人という手厚い処遇環境にあり、嘱託医の管理のもとに病児(病後児)の保育を行っている。厚生労働省では、利用料を1日2000円とするなど、利用しやすい制度に改善した。全国病児保育協議会が1991年設立され、病児(病後児)保育制度の普及、向上をめざして職員の研修や調査研究などを行っている。
PR
忍者ブログ [PR]