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DATE : 2009/03/30 (Mon)
DATE : 2009/03/30 (Mon)
バリ島デンパサールのサングラ病院で26日、狂犬病に感染していたとみられる入院患者が死亡した。アンタラ通信などが伝えた。
死亡したのは、東ジャワ州クディリ出身の男性トゥキマさん(46)で、狂犬病に特有の水を恐れたりする症状が出ていたために同日朝から治療を受けていた。
治療を担当した医師のタンジュン氏は、病院に運ばれてきた時点ですでに症状が一定以上に悪化していたと指摘。検査の結果、感染が認められたものの、治療開始が遅すぎたとして死亡の事実を認めている。
トゥキマさんは、5カ月ほど前に犬にかまれたもののワクチン投与などの医療行為を拒んでいたとされる。
このほかにも島内では、22日に同様の症状があった患者1人が死亡しているほか、ヒンズー正月(ニュピ)を前に地域の見回り担当者や子ども計22人が犬にかまれており、感染が疑われているという。
被害が最も多いのはジンバラン地区の13人で、亡くなった2人も同地区で犬にかまれたとみられている。そのほかにはデンパサール市やバドゥンで被害が報告されている。
狂犬病の拡大が懸念されることを受けて、バリ州は今年度予算から9億7,500万ルピアを対策費に計上。毎月9万5,000~12万回分のワクチンを用意している。
州保健局によると、感染拡大が報告されているデンパサールとバドゥン地域で野犬や野良猫の処分を進めているものの、これら地域には約4万匹の野犬や猫がいるとされ、これまでのところ成果にはつながっていないとしている。
治療を担当した医師のタンジュン氏は、病院に運ばれてきた時点ですでに症状が一定以上に悪化していたと指摘。検査の結果、感染が認められたものの、治療開始が遅すぎたとして死亡の事実を認めている。
トゥキマさんは、5カ月ほど前に犬にかまれたもののワクチン投与などの医療行為を拒んでいたとされる。
このほかにも島内では、22日に同様の症状があった患者1人が死亡しているほか、ヒンズー正月(ニュピ)を前に地域の見回り担当者や子ども計22人が犬にかまれており、感染が疑われているという。
被害が最も多いのはジンバラン地区の13人で、亡くなった2人も同地区で犬にかまれたとみられている。そのほかにはデンパサール市やバドゥンで被害が報告されている。
狂犬病の拡大が懸念されることを受けて、バリ州は今年度予算から9億7,500万ルピアを対策費に計上。毎月9万5,000~12万回分のワクチンを用意している。
州保健局によると、感染拡大が報告されているデンパサールとバドゥン地域で野犬や野良猫の処分を進めているものの、これら地域には約4万匹の野犬や猫がいるとされ、これまでのところ成果にはつながっていないとしている。
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