category: ガン治療
DATE : 2008/12/31 (Wed)
DATE : 2008/12/31 (Wed)
細胞のガン化は、遺伝子のいくつかに傷がついた結果生じる。それゆえ、ガン細胞の遺伝子を調べればガンの性質などが、正常細胞の遺伝子を調べれば将来の発ガン確率などがわかるはずである。白血病の治療後に、ごく小数の白血病細胞が残っているか否かを判定したり、正常細胞中にある特殊な遺伝子を発見して将来の発ガン確率を予想したりすることなどが実用化されている。一部の臓器では、将来100%ガン化すると予想できる場合がある。しかし、発ガン確率が例えば10%の場合、臓器を予防的に摘出するのかどうか、という難問を抱える。
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