category: simane
DATE : 2009/02/19 (Thu)
DATE : 2009/02/19 (Thu)
◇構想案、県教育長に
生徒数の減少により、統廃合が心配される県立隠岐島前高(海士町)を改善しようと、島前の3町村や同校などでつくる「隠岐島前高校の魅力化と永遠の発展の会」(会長・山内道雄海士町長)が17日、特別進学と地域創造の2コースの設置など7策の「魅力化構想」を藤原義光・県教育長に提言した。
同会によると、島前地区の07年の15歳人口は10年前より71人減少して51人、地区の3中学校から約45%の生徒が島外の高校へ進学する。昨年4月からは全学年が1学級となり、学力別の指導が難しいという。同高がなくなると▽保護者の経済負担増▽子供の進学と共に本土へ流出▽UIターンの減少――などの影響が考えられる。
構想には、2コース設置に必要な教員確保▽利用者の少ない寮を県から町へ管理委託し活用――を国や県に要望し、部活動の強化▽海外や都市部の留学支援制度――などは3町村で進めていく。
藤原教育長は「制約は教員数。過疎対策、離島支援で国に要望していかなくてはいけない」と述べた。提言後の会見で、山内会長は「高校の存在は大きい。島外からも生徒が集まる魅力化を、3町村が着実に実行していくことが大事」と話した
生徒数の減少により、統廃合が心配される県立隠岐島前高(海士町)を改善しようと、島前の3町村や同校などでつくる「隠岐島前高校の魅力化と永遠の発展の会」(会長・山内道雄海士町長)が17日、特別進学と地域創造の2コースの設置など7策の「魅力化構想」を藤原義光・県教育長に提言した。
同会によると、島前地区の07年の15歳人口は10年前より71人減少して51人、地区の3中学校から約45%の生徒が島外の高校へ進学する。昨年4月からは全学年が1学級となり、学力別の指導が難しいという。同高がなくなると▽保護者の経済負担増▽子供の進学と共に本土へ流出▽UIターンの減少――などの影響が考えられる。
構想には、2コース設置に必要な教員確保▽利用者の少ない寮を県から町へ管理委託し活用――を国や県に要望し、部活動の強化▽海外や都市部の留学支援制度――などは3町村で進めていく。
藤原教育長は「制約は教員数。過疎対策、離島支援で国に要望していかなくてはいけない」と述べた。提言後の会見で、山内会長は「高校の存在は大きい。島外からも生徒が集まる魅力化を、3町村が着実に実行していくことが大事」と話した
PR
忍者ブログ [PR]