category: kyoto
DATE : 2009/02/21 (Sat)
DATE : 2009/02/21 (Sat)
自殺など生死をテーマにしたシンポジウムが20日、京都市左京区の市国際交流会館で開かれた。医師や僧侶、画家らがそれぞれの立場から、人とのつながりや、自然との一体感の大切さを訴えた。
全国精神保健福祉連絡協議会(東京都)が主催した。精神科医の松本俊彦さんは、リストカットをする若者の心情を「心の苦しみに耐えるため、体の痛みを利用している」とした上で、体の痛みに慣れると致死傷になる危険性を指摘した。
対応として、親から存在を否定された子が多いため「しかるのではなく、信頼できる大人もいることを伝えることが大切」と話した。岩室紳也医師も「心地よいコミュニケーションがないと生きる力は生まれない」と仲間の必要性を語った。
岐阜県高山市の千光寺の大下大圓住職は縁を切り口に話した。仕事などに行き詰まって死を考えた時、「人との縁が切れても、大いなるいのちに生かされている自分がいれば生き直せる」と述べた。
約50人の市民らが聞き入り、「『生きていてくれてありがとう』と人から言われて今がある」などと自らの体験を話す人もいた
全国精神保健福祉連絡協議会(東京都)が主催した。精神科医の松本俊彦さんは、リストカットをする若者の心情を「心の苦しみに耐えるため、体の痛みを利用している」とした上で、体の痛みに慣れると致死傷になる危険性を指摘した。
対応として、親から存在を否定された子が多いため「しかるのではなく、信頼できる大人もいることを伝えることが大切」と話した。岩室紳也医師も「心地よいコミュニケーションがないと生きる力は生まれない」と仲間の必要性を語った。
岐阜県高山市の千光寺の大下大圓住職は縁を切り口に話した。仕事などに行き詰まって死を考えた時、「人との縁が切れても、大いなるいのちに生かされている自分がいれば生き直せる」と述べた。
約50人の市民らが聞き入り、「『生きていてくれてありがとう』と人から言われて今がある」などと自らの体験を話す人もいた
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