category: saitama
DATE : 2009/02/21 (Sat)
DATE : 2009/02/21 (Sat)
東京都練馬区の東京外環自動車道で07年12月、マイクロバスのドアが走行中に開き、小学5年の吉崎健君(当時11歳)が転落して後続車にひかれ死亡した事故で、自動車運転過失致死の罪に問われた川越市今福、会社員、引地功一(よしかず)被告(34)に対し、さいたま地検は20日、さいたま地裁(田村真裁判長)の公判で禁固1年6月を求刑した。判決は3月11日。
検察側は論告で、健君がステップ内に立ち入り、ドアレバーに接触しドアが開くことは予見可能で、運転席からしかドアが開かないようレバーを切り替えるなどの義務を怠ったと主張。「児童の命を預かっている自覚に欠いた軽率な運転」と指摘した。
一方、弁護側は「サッカーボールの上に腰掛け、バランスを崩してドアノブに触れるという通常生じない経緯で事故が起きた」と述べ、予見可能性はないとして無罪を主張した。
検察側の論告前に健君の父親が意見陳述し、自動車メーカーに▽ドアノブを埋め込み式にすること▽ドアが自動開閉式に設定されているか非常灯で確認できるようにすること――などを求めた
検察側は論告で、健君がステップ内に立ち入り、ドアレバーに接触しドアが開くことは予見可能で、運転席からしかドアが開かないようレバーを切り替えるなどの義務を怠ったと主張。「児童の命を預かっている自覚に欠いた軽率な運転」と指摘した。
一方、弁護側は「サッカーボールの上に腰掛け、バランスを崩してドアノブに触れるという通常生じない経緯で事故が起きた」と述べ、予見可能性はないとして無罪を主張した。
検察側の論告前に健君の父親が意見陳述し、自動車メーカーに▽ドアノブを埋め込み式にすること▽ドアが自動開閉式に設定されているか非常灯で確認できるようにすること――などを求めた
PR
●この記事にコメントする
忍者ブログ [PR]