category: 兵庫
DATE : 2009/03/01 (Sun)
DATE : 2009/03/01 (Sun)
◇「活性化策、議会と相談」 空き床面積2割、1億8300万円の赤字
阪急逆瀬川駅前の複合商業ビル「アピア1」「アピア2」を運営する宝塚市の第三セクター「宝塚まちづくり」の破産手続きの開始が決定したことを受け、宝塚市は28日、「引き続き営業できるよう支援策を検討する」との方針を示した。収賄容疑で逮捕された阪上善秀市長が失職し、「市長不在」の中、会見した谷本政博・都市産業活力部長は「市議会と相談し、活性化の具体策をもう一度考えなくてはならない」と話した。
まちづくり社が所有するテナントは当面営業が続けられる見込みだが、破産管財人が所有権などの売却先を探すことになる。隣接する「アピア3」の経営母体は、別の民間会社のため、影響はない。
市は、まちづくり社の資本金の47・5%にあたる8500万円を出資する筆頭株主。市街地活性化の核として経営のてこ入れを図り、「アピア1」「アピア2」は昨年4月にリニューアルオープンした。
市によると、空き店舗への誘致を図ったが、景気後退などの影響で思うように進まず、空き床面積は約2割に上り、銀行からも長期融資を断られていた。今期(08年5月~09年4月)は4500万円の黒字を見込んでいたが、08年9月の時点で1億8300万円の赤字に下方修正、再建を断念した。
市の損害は、融資銀行に対する損失補てんや出資金を合わせ、最大で約7億円になる見込み
阪急逆瀬川駅前の複合商業ビル「アピア1」「アピア2」を運営する宝塚市の第三セクター「宝塚まちづくり」の破産手続きの開始が決定したことを受け、宝塚市は28日、「引き続き営業できるよう支援策を検討する」との方針を示した。収賄容疑で逮捕された阪上善秀市長が失職し、「市長不在」の中、会見した谷本政博・都市産業活力部長は「市議会と相談し、活性化の具体策をもう一度考えなくてはならない」と話した。
まちづくり社が所有するテナントは当面営業が続けられる見込みだが、破産管財人が所有権などの売却先を探すことになる。隣接する「アピア3」の経営母体は、別の民間会社のため、影響はない。
市は、まちづくり社の資本金の47・5%にあたる8500万円を出資する筆頭株主。市街地活性化の核として経営のてこ入れを図り、「アピア1」「アピア2」は昨年4月にリニューアルオープンした。
市によると、空き店舗への誘致を図ったが、景気後退などの影響で思うように進まず、空き床面積は約2割に上り、銀行からも長期融資を断られていた。今期(08年5月~09年4月)は4500万円の黒字を見込んでいたが、08年9月の時点で1億8300万円の赤字に下方修正、再建を断念した。
市の損害は、融資銀行に対する損失補てんや出資金を合わせ、最大で約7億円になる見込み
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