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DATE : 2009/03/30 (Mon)
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カンボジア・ツールスレン(CNN) カンボジアで70年代後半に起きた国民の大量虐殺で、当時のポル・ポト政権幹部らの罪を問う特別法廷は30日、最初の被告となった元収容所長の公判を再開し、本格的な審理に入った。
多数の収容者が虐待、殺害されたツールスレン収容所の元所長、カン・ケク・イウ(通称ドッチ)被告(66)は、人道に対する罪や戦争犯罪、虐待、殺人の罪で08年8月に起訴された。その後、元幹部4人が同様の罪で起訴されている。
検察によると、同収容所では子どもを含む収容者が鉄製のベッドに縛り付けられ、虐待を受けた末に殴り殺されるなどした。国内には当時、同様の収容所が189カ所置かれていたとされる。
ポル・ポト政権時代の犯罪を調査する独立組織、カンボジア史料センター(DC―Cam)によると、同政権下では強制労働や処刑、飢餓、伝染病などで、国民の4分の1近くに当たる170万人以上が死亡した。
同法廷は06年、国連と同国政府の合意で設置されていた。判事はカンボジア人と外国人で構成され、最高刑は終身刑。同被告の判決は3―4カ月後に言い渡される見通しだ。
検察によると、同収容所では子どもを含む収容者が鉄製のベッドに縛り付けられ、虐待を受けた末に殴り殺されるなどした。国内には当時、同様の収容所が189カ所置かれていたとされる。
ポル・ポト政権時代の犯罪を調査する独立組織、カンボジア史料センター(DC―Cam)によると、同政権下では強制労働や処刑、飢餓、伝染病などで、国民の4分の1近くに当たる170万人以上が死亡した。
同法廷は06年、国連と同国政府の合意で設置されていた。判事はカンボジア人と外国人で構成され、最高刑は終身刑。同被告の判決は3―4カ月後に言い渡される見通しだ。
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