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DATE : 2009/02/21 (Sat)
和歌山県北山村は、特産のかんきつ「ジャバラ」の果汁が花粉症の症状改善に効果があると、岐阜大学医学部(岐阜市)の研究チームがアレルギー学会で発表したことを公表した。県工業技術センター(和歌山市)からも効果が実証され、花粉症に悩む人から人気を得ている。村は今回の発表で、さらに需要が高まり、地域振興につながると期待している。
 同医学部の湊口信也教授らの研究チームが、科学評論社が昨年9月に発行した月刊「臨床免疫・アレルギー科」第50巻第3号で発表した。29歳から59歳の花粉症患者15人に果汁を2週間以上続けて飲んでもらい、症状の改善を調査した内容。発表によると、鼻水やくしゃみなどの症状すべてが改善した上、仕事に支障▽疲れやすい▽精神集中不良―など生活面についてもほとんど改善されたという結果が出た。「薬とは違って天然の果汁であるため、副作用など安全面でも全く問題はない」と付け加え、有効性を強調している。
 村はこの発表をホームページで紹介している。
 ジャバラは地元のかんきつの自然交雑で生まれた。名前は「邪」を「はらう」ことから名付けられたとされる。村おこしで特産化し、現在、村営農園と農家14戸の計8ヘクタールの園地で約6000本栽培している。
 ジャバラが全国的に注目を集めたのは2001年のモニター調査。インターネットで募集し、1000人に体験してもらったところ、半数が「効果がある」との反応だった。03年には県工業技術センターの研究者が、ジャバラの果汁や果皮が過剰な免疫反応を抑えるのに効果があると日本食品科学工学学会で発表した。マウスの細胞を使った実験で効果を確認したもので、医薬品への応用など今後の可能性を広げる第一歩となった。
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一言節約術
トイレットペーパーはダブルよりもシングルが安く済む。市販のトイレットペーパーのロールの長さは、シングル約60m、ダブル約30mとなっているが、使用量で比べるとシングルの方が少なくなることがほとんどだ。
ニュース
大恐慌以来で最長の景気後退(リセッション)を経験している米国経済だが、景気回復へのカギを握る個人消費は、足元の原油価格上昇が大きな足かせとなる可能性がある。  原油価格は4月21日以降に約50%上昇し、1バレル=65ドルを上回る水準で推移している。  足元の原油価格は昨年夏につけた過去最高値1バレル=147ドルにはまだ遠い水準だが、失業率が1983年以降で最高の水準となり、賃金の伸びが過去最低となる中、米国の消費者に原油価格などのコスト上昇を吸収する余裕はあまり残されていない。  カリフォルニア大学サンディエゴ校のジェームズ・ハミルトン経済学教授は原油価格の上昇について、ガソリン価格が1ガロン=4ドルを超えていた昨年ほどは個人消費に悪影響を及ぼしていないが、「待ち望んできた(景気)回復を多少遅らせる」可能性があるとしている。  今のところインフレよりデフレを懸念している米連邦準備理事会(FRB)にとって、原油高がインフレの火付け役となるのは好ましい状況ではない。  サウジアラビアのナイミ石油鉱物資源相は先に、世界経済は原油価格1バレル75─80ドルには対応できるぐらい回復したとの見方を示した。また、石油輸出国機構(OPEC)は28日、産油量の据え置きを決定している。  原油価格の上昇が消費者に与える最も直接的な影響は、ガソリン価格の上昇。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が26日に発表したレギュラー無鉛ガソリン価格は、前週比0.13ドル上昇の1ガロン2.44ドルと、過去7カ月で最高となった。ただ、原油価格上昇のペースはそれを大幅に上回っており、ガソリン価格も向こう数週間は上昇基調が続くとみられる。  ガソリン価格自体は1ガロン=4ドルを超えていた昨年に比較すると落ち着いているものの、当時に比べると家計の状況はかなり悪化している。過去1年で500万人以上が仕事を失い、労働省が発表した第1・四半期の単位労働コストは伸び率が過去最低水準となっている。  足元の原油価格上昇は、主要通貨に対する米ドルの下落も要因の1つだが、世界各国の政府がリセッションを食い止めようと財政支出を拡大させるなか、インフレを警戒した投機筋が商品市場に資金を還流させている可能性も背景にあるとみられる。