category: ガン治療
DATE : 2008/12/31 (Wed)
DATE : 2008/12/31 (Wed)
頭頸部のガン、食道ガン、肺ガン、膀胱ガン、子宮頸ガンなどでは、普通、抗ガン剤(化学療法)は手術や放射線治療の前か後に行われるが、化学療法と放射線治療とを同時期に併用するのが化学放射線療法で、放射線化学療法ともいう。併用する目的は、1、放射線の効果を抗ガン剤で増強すること。2、抗ガン剤の効果で転移が出現するのを予防するため。しかし、2は達成されておらず、転移に化学療法は奏功しないようである。これらのガンでは手術より、化学放射線療法のほうが後遺症が少ないし、生存率も手術と同等ないしそれ以上と言われている。
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category: ガン治療
DATE : 2008/12/31 (Wed)
DATE : 2008/12/31 (Wed)
陽子、パイ中間子、重粒子(カーボンやネオンなど)のような、電子よりも思い粒子を用いた放射線治療をいう。理論的には、生物学的効果や線量分布の点で、従来のリニアックやコバルトによる治療に勝ると考えられていたが、病巣への照準が難しくて外れる場合があること、周辺臓器の障害がみられる場合がある等の問題がわかってきた。
category: ガン治療
DATE : 2008/12/31 (Wed)
DATE : 2008/12/31 (Wed)
集光照射とかラジオサージャリーともいう。放射線をガン病巣に集中させて照射することによって、ガン治癒率の向上を狙う方法。従来の方法は、正常組織も広く照射されるので、障害の発生をさけるために、不十分な線量にとどめざるをえなかった。それを、多方向からガン病巣を狙うことにより、正常組織への照射を最小限に抑えて、病巣への放射線を多くしようというわけである。従来からあるライナックの照準を精密にする方法と、ガンマナイフという特殊な装置を用いる方法があるが、効果は同じ。
category: ガン治療
DATE : 2008/12/31 (Wed)
DATE : 2008/12/31 (Wed)
イリジウム192などの放射性同位元素を含む金属製の針やワイヤーなどを、病巣部に直接刺入して、ガン細胞の死滅を図る方法。刺入したままの方法(寿命がつきて、すぐに放射線は出なくなる)と、数日後に抜去する方法がある。頭頸部ガン、陰部のガンなどに用いられている。外からの照射に比べ効力が強く副作用が少ないなどの利点がある。
category: ガン治療
DATE : 2008/12/31 (Wed)
DATE : 2008/12/31 (Wed)
放射線治療装置の一つで、日本語名は直線加速器。高圧の電場で加速した電子を金属の標的にぶつけてX線を発生させ、そのX線を人体にあてて治療を行う。診断用X線装置のメカニズムに似るが、発生するX線のエネルギーがはるかに高いので、身体の深部まで十分量の放射線が届く。
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