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DATE : 2025/07/05 (Sat)
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DATE : 2009/01/01 (Thu)
細胞質内に通常存在する正常なプリオンタンパク質とは異なるプロテアーゼ抵抗性の異常プリオンタンパク質から構成される感染粒子で、脳に沈着して脳組織を海綿状に破壊し、様々な症状を引き起こす。1982年、カリフォルニア大学のプルシナーらは、スクレイピー(羊の病気)の因子を精製し、タンパク質性感染粒子の意味でプリオンとよんだ。(この業績に対して1997年度ノーベル賞が授与された。)
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DATE : 2008/12/30 (Tue)
緑膿箘は自然界に広く存在するブドウ糖非発酵性グラム陰性桿箘で、湿潤部を好む。緑膿箘は多くの抗菌剤に自然耐性を示し、耐性獲得も早い。特に近年、メタロβ-ラクタマーゼとよばれるカルバペネムをも分解する強力な力をもつ緑膿箘の報告が相次いでいる。耐性箘は抗菌剤使用による箘交代現象により出現し、日和見感染症を引き起こす。1999年に発令の感染症新法では、多剤耐性緑膿箘(キノロン、カルバペネム、アミノグリコシドに耐性)は4類感染症に分類され、定点病院での報告が義務づけられている。多剤耐性緑膿箘は、メチシリン耐性黄色ブドウ球箘(MRSA)などに次ぎ「第3の耐性箘」とよばれる箘の仲間。

DATE : 2008/12/30 (Tue)
mecA遺伝子を持った、βラクタム耐性黄色ブドウ球箘のことで、メチシリンをはじめ多くの抗生物質が効かない箘。健康な人の体内にも存在し通常は感染力が弱い。しかし、医療機関内では、抗生物質で他の強い毒性をもつ箘が死滅した後に大量増殖し、接触感染するケースが問題になっている。10年前なら黄色ブドウ球箘には、抗生物質が効果てきめんだった。だがその特効薬「メチシリン」はじめ、大半の抗生物質が効果のない「MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球箘)」がはびこりだし、多くの犠牲者が出てきた。その背景には抗生物質の使いすぎがある。「魔法の銃弾」ペニシリン依頼、耐性箘が出現するたび、新しい抗生物質が開発されるといういたちごっこを繰り返している。

DATE : 2008/12/30 (Tue)
腸内に常在する細菌。病原性は弱いが、抵抗力が落ちた人に感染しやすく、尿路感染症や呼吸器感染症を起こす。病院での術後感染の原因としても問題になっている。院内感染の場合、尿路カテーテル、血管カテーテルなどの医療器具を通じて感染することが多く、セラチア箘が血管中に入った場合、毒素を作り、敗血症や多臓器不全を起こす恐れもある。

DATE : 2008/12/30 (Tue)
比較的最近、発見された呼吸器感染症(在郷軍人病)を起こす病原菌。1976年7月、フィラデルフィアで開かれたアメリカ在郷軍人会の年次総会に出席した会員の間に肺炎が流行し、182人の患者が発生、うち29人が死亡した。レジオネラの潜伏機関は数日から一週間。健康な大人はほとんど心配は無いが、高齢者や乳幼児、病人が感染すると、肺炎につながり、高熱や呼吸困難、意識障害を起こし、生命の危機をともなう。1994年に都内で空調設備が原因と思われる集団感染があったが、入浴中に気分が悪くなって溺れたり、湯を飲んで感染した例も多い。レジオネラ箘は20~50度で繁殖し、36度前後が最も増殖に敵している。箘に汚染された水が呼吸器系に入って、肺炎などを引き起こす。
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一言節約術
トイレットペーパーはダブルよりもシングルが安く済む。市販のトイレットペーパーのロールの長さは、シングル約60m、ダブル約30mとなっているが、使用量で比べるとシングルの方が少なくなることがほとんどだ。
ニュース
大恐慌以来で最長の景気後退(リセッション)を経験している米国経済だが、景気回復へのカギを握る個人消費は、足元の原油価格上昇が大きな足かせとなる可能性がある。  原油価格は4月21日以降に約50%上昇し、1バレル=65ドルを上回る水準で推移している。  足元の原油価格は昨年夏につけた過去最高値1バレル=147ドルにはまだ遠い水準だが、失業率が1983年以降で最高の水準となり、賃金の伸びが過去最低となる中、米国の消費者に原油価格などのコスト上昇を吸収する余裕はあまり残されていない。  カリフォルニア大学サンディエゴ校のジェームズ・ハミルトン経済学教授は原油価格の上昇について、ガソリン価格が1ガロン=4ドルを超えていた昨年ほどは個人消費に悪影響を及ぼしていないが、「待ち望んできた(景気)回復を多少遅らせる」可能性があるとしている。  今のところインフレよりデフレを懸念している米連邦準備理事会(FRB)にとって、原油高がインフレの火付け役となるのは好ましい状況ではない。  サウジアラビアのナイミ石油鉱物資源相は先に、世界経済は原油価格1バレル75─80ドルには対応できるぐらい回復したとの見方を示した。また、石油輸出国機構(OPEC)は28日、産油量の据え置きを決定している。  原油価格の上昇が消費者に与える最も直接的な影響は、ガソリン価格の上昇。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が26日に発表したレギュラー無鉛ガソリン価格は、前週比0.13ドル上昇の1ガロン2.44ドルと、過去7カ月で最高となった。ただ、原油価格上昇のペースはそれを大幅に上回っており、ガソリン価格も向こう数週間は上昇基調が続くとみられる。  ガソリン価格自体は1ガロン=4ドルを超えていた昨年に比較すると落ち着いているものの、当時に比べると家計の状況はかなり悪化している。過去1年で500万人以上が仕事を失い、労働省が発表した第1・四半期の単位労働コストは伸び率が過去最低水準となっている。  足元の原油価格上昇は、主要通貨に対する米ドルの下落も要因の1つだが、世界各国の政府がリセッションを食い止めようと財政支出を拡大させるなか、インフレを警戒した投機筋が商品市場に資金を還流させている可能性も背景にあるとみられる。