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DATE : 2009/03/30 (Mon)
DATE : 2009/03/30 (Mon)
ブッシュ前米政権がグアンタナモ米海軍基地(キューバ)にテロ容疑者らの収容施設を設置した経緯をめぐり、スペインのガルソン予審判事は29日までに、同国の検察に当時の米政権高官ら6人の訴追を検討するよう指示した。告発した同国弁護士らが明らかにした。
訴追の対象として名指しされているのは、収容施が設置された時期にブッシュ大統領の法律顧問を務めていたゴンザレス元司法長官のほか、当時のアディントン副大統領法律顧問と、司法省、国防総省高官。同収容所での虐待に法的な裏付けを与え、国際法に違反したとして、ゴンサロ・ボイエ弁護士らが昨年3月に告発していた。虐待を受けたとされる中にはスペイン国籍の収容者も数人含まれていることなどから、ガルソン判事が訴追を認める判断を下した。同弁護士によれば、検察は5日以内に訴追の可否を決定する。
ガルソン判事は、98年にピノチェト元チリ大統領の逮捕を主導したことなどで知られている。
ガルソン判事は、98年にピノチェト元チリ大統領の逮捕を主導したことなどで知られている。
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