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DATE : 2009/03/01 (Sun)
趣味で始めた獅子頭作りが評価され、慶田盛寛光さん(61)=西原町津花波=が1年かけて作った獅子頭が国立歴史民俗博物館(千葉県)に納品されることになった。慶田盛さんは「突然の話でびっくりした」と言うものの、出来上がった獅子頭の出来栄えに満足そう。28日に同博物館の担当者が引き取りに来県し、将来、同博物館で展示される。
 購入される獅子頭はデイゴの木を材料に長さ45センチ、幅35センチ。人が入る胴の部分は慶田盛さんの故郷・西表島で母親が栽培したバショウ25キログラムを使っている。
 これまでに作った慶田盛さんの獅子頭は故郷の西表島星立と祖納の両公民館、竹富町に寄贈されている。いずれも好評で両公民館では現役として奉納などに使われている。
 慶田盛さんによると、祖納公民館の獅子舞を見た歴史民俗博物館の担当者から、昨年暮れに公民館を通して購入依頼があった。既に制作途中だった一体を博物館に納めるため、普段はスプレー塗料で色を付けているが、今回は一部うるしで仕上げ豪華なものにした。
 慶田盛さんが獅子頭作りを始めたのは約15年前。公務員の傍ら、「何か趣味を持とう」と手始めに発泡スチロールで八重山の伝統芸能「アブジャーマ」の面を作った。その後、木材を使って旗頭のミニチュアなどを作るようになり、獅子頭も独学で作り始めた。
 頭が重いと舞い手が大変なので、軽さと丈夫さを両立させるのが最初は難しかったという。これまでに大小合わせて60個以上の獅子頭を作り、腕前はプロ級。自宅とは別に工房も持っており、「専門の職人が作ったものは今にもかみつきそうな迫力がある。わたしのものもその迫力に近づいてきたかな」と語る。
 趣味で始めた獅子頭が国立博物館で展示されることに慶田盛さんは「将来、訪れたウチナーンチュが獅子頭を見て、懐かしいと故郷を思い出してくれたらうれしい」と期待した
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一言節約術
トイレットペーパーはダブルよりもシングルが安く済む。市販のトイレットペーパーのロールの長さは、シングル約60m、ダブル約30mとなっているが、使用量で比べるとシングルの方が少なくなることがほとんどだ。
ニュース
大恐慌以来で最長の景気後退(リセッション)を経験している米国経済だが、景気回復へのカギを握る個人消費は、足元の原油価格上昇が大きな足かせとなる可能性がある。  原油価格は4月21日以降に約50%上昇し、1バレル=65ドルを上回る水準で推移している。  足元の原油価格は昨年夏につけた過去最高値1バレル=147ドルにはまだ遠い水準だが、失業率が1983年以降で最高の水準となり、賃金の伸びが過去最低となる中、米国の消費者に原油価格などのコスト上昇を吸収する余裕はあまり残されていない。  カリフォルニア大学サンディエゴ校のジェームズ・ハミルトン経済学教授は原油価格の上昇について、ガソリン価格が1ガロン=4ドルを超えていた昨年ほどは個人消費に悪影響を及ぼしていないが、「待ち望んできた(景気)回復を多少遅らせる」可能性があるとしている。  今のところインフレよりデフレを懸念している米連邦準備理事会(FRB)にとって、原油高がインフレの火付け役となるのは好ましい状況ではない。  サウジアラビアのナイミ石油鉱物資源相は先に、世界経済は原油価格1バレル75─80ドルには対応できるぐらい回復したとの見方を示した。また、石油輸出国機構(OPEC)は28日、産油量の据え置きを決定している。  原油価格の上昇が消費者に与える最も直接的な影響は、ガソリン価格の上昇。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が26日に発表したレギュラー無鉛ガソリン価格は、前週比0.13ドル上昇の1ガロン2.44ドルと、過去7カ月で最高となった。ただ、原油価格上昇のペースはそれを大幅に上回っており、ガソリン価格も向こう数週間は上昇基調が続くとみられる。  ガソリン価格自体は1ガロン=4ドルを超えていた昨年に比較すると落ち着いているものの、当時に比べると家計の状況はかなり悪化している。過去1年で500万人以上が仕事を失い、労働省が発表した第1・四半期の単位労働コストは伸び率が過去最低水準となっている。  足元の原油価格上昇は、主要通貨に対する米ドルの下落も要因の1つだが、世界各国の政府がリセッションを食い止めようと財政支出を拡大させるなか、インフレを警戒した投機筋が商品市場に資金を還流させている可能性も背景にあるとみられる。