category: 京都
DATE : 2009/03/01 (Sun)
DATE : 2009/03/01 (Sun)
万葉集の歌木簡が出土した京都府木津川市木津の「馬場南遺跡」や、同市加茂町の「恭仁宮跡」の調査結果を報告する埋蔵文化財セミナー「天平の貴族と万葉木簡」が28日、同市木津の市中央交流会館いずみホールで開かれた。約300人の歴史愛好家らが天平ロマンに思いをはせた。
府教委と府埋蔵文化財調査研究センターの主催。同センター職員ら調査担当者3人が、本年度の発掘調査成果について写真や地図を交えながら解説した。
文献に記載のない未知の寺院跡とされる馬場南遺跡については、灯明皿や万葉木簡など多数の遺物を写真で紹介。出土品などから、大規模な仏教法会が行われていたと考えられ、これまでの古代寺院や仏教観を一変する調査結果と、指摘した。
短命な都だった恭仁宮跡に関しては、朝堂院の遺構とみられる柱穴跡が見つかり、重要施設については建設が進んでいたことが分かったという。
参加者は、写真を食い入るように見つめ、メモを取るなど熱心に聞き入っていた
府教委と府埋蔵文化財調査研究センターの主催。同センター職員ら調査担当者3人が、本年度の発掘調査成果について写真や地図を交えながら解説した。
文献に記載のない未知の寺院跡とされる馬場南遺跡については、灯明皿や万葉木簡など多数の遺物を写真で紹介。出土品などから、大規模な仏教法会が行われていたと考えられ、これまでの古代寺院や仏教観を一変する調査結果と、指摘した。
短命な都だった恭仁宮跡に関しては、朝堂院の遺構とみられる柱穴跡が見つかり、重要施設については建設が進んでいたことが分かったという。
参加者は、写真を食い入るように見つめ、メモを取るなど熱心に聞き入っていた
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