category: fukuoka
DATE : 2009/02/19 (Thu)
DATE : 2009/02/19 (Thu)
敷金・礼金が不要な「ゼロゼロ物件」のアパートに入居した福岡市の30代の男性が、滞納した家賃を未明の時間帯まで強引に取り立てられたとして、家賃保証会社「フォーシーズ」(東京)に100万円の損害賠償を求めた訴訟で、福岡簡裁の野瀬真司裁判官は「生活の平穏を害した」などとして5万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
ゼロゼロ物件は、家賃の連帯保証会社による強引な取り立てが問題化している。こうしたトラブルの救済のため、弁護士らでつくる「全国追い出し屋対策会議」(大阪市)によると、家賃取り立てに関する保証会社への賠償命令は全国で初めてという。
判決(17日)などによると、男性は2007年4月、フォーシーズを連帯保証人としてアパート(家賃月額5万1000円)に入居。給料が減るなどして同年6‐8月の家賃を滞納すると、同社社員3人が自宅で午後9時ごろから翌午前3時ごろまで支払いを催促した。
判決は「原告が支払いを怠った事実はあるが、午前0時を過ぎても支払い交渉が続いたことは、生活の平穏を害し精神的苦痛を与えたといえる」と判断した。
同社は「深夜の督促はしないなどの営業マニュアルを作成済みだが、あらためて判決を重く受け止め、再発防止に努める」とコメントした。
ゼロゼロ物件は、家賃の連帯保証会社による強引な取り立てが問題化している。こうしたトラブルの救済のため、弁護士らでつくる「全国追い出し屋対策会議」(大阪市)によると、家賃取り立てに関する保証会社への賠償命令は全国で初めてという。
判決(17日)などによると、男性は2007年4月、フォーシーズを連帯保証人としてアパート(家賃月額5万1000円)に入居。給料が減るなどして同年6‐8月の家賃を滞納すると、同社社員3人が自宅で午後9時ごろから翌午前3時ごろまで支払いを催促した。
判決は「原告が支払いを怠った事実はあるが、午前0時を過ぎても支払い交渉が続いたことは、生活の平穏を害し精神的苦痛を与えたといえる」と判断した。
同社は「深夜の督促はしないなどの営業マニュアルを作成済みだが、あらためて判決を重く受け止め、再発防止に努める」とコメントした。
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