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DATE : 2009/02/21 (Sat)
◇臨床心理士ら7人を派遣--JICA、きょうから
 国際協力機構(JICA)は21日から1週間、中国・四川大地震(08年5月)被災者への心のケアを支援するため、臨床心理士ら7人で構成する第2次調査団を現地に派遣する。メンバーの一人で阪神大震災(95年1月)で被災した子どもたちの心のケアに携わってきた芦屋市立宮川小の瀧ノ内秀都教諭(45)は「難しい知識や特殊な技能ではなく、笑顔やあいさつ、触れ合いを通じて、人の心は和らぐことを伝えたい」と話す。【山田奈緒、川口裕之】
 瀧ノ内教諭は震災当時、芦屋市立潮見小3年の担任。神戸市内の自宅が半壊し、3日後に行った学校は既に避難所になっていた。授業は2月に再開。子どもの笑顔や元気な姿に励まされ「教師として普段からやっていること、やるべきことが心のケアにつながった」と振り返る。
 04~05年度には心のケア担当として子どもたちに寄り添い、国内外の被災地に県教委が教員らを派遣する「震災・学校支援チーム(EARTH)」のメンバーとして活動する。
 四川大地震の被災地では教職員らを対象に「こころのケアセミナー」を開催する。瀧ノ内教諭は「子どもの話を同じ目線でじっくり聞く。長期間、子どもたちに寄り添える教師だからこそできる心のケアがある」。また、第1次(昨年11月)に引き続き参加する兵庫教育大の冨永良喜教授(教育心理)は「前回の訪問で教師ら“ケアする側”の疲労やストレスを感じた。教師自身も被災者で、専門知識だけではなく震災のありのままの体験を伝えることに意義がある」と話す。
 中国政府は日本政府に対し、心のケアを実施する人材育成への協力を要請しており、今回の訪問を生かし、具体的な協力体制を検討する
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一言節約術
トイレットペーパーはダブルよりもシングルが安く済む。市販のトイレットペーパーのロールの長さは、シングル約60m、ダブル約30mとなっているが、使用量で比べるとシングルの方が少なくなることがほとんどだ。
ニュース
大恐慌以来で最長の景気後退(リセッション)を経験している米国経済だが、景気回復へのカギを握る個人消費は、足元の原油価格上昇が大きな足かせとなる可能性がある。  原油価格は4月21日以降に約50%上昇し、1バレル=65ドルを上回る水準で推移している。  足元の原油価格は昨年夏につけた過去最高値1バレル=147ドルにはまだ遠い水準だが、失業率が1983年以降で最高の水準となり、賃金の伸びが過去最低となる中、米国の消費者に原油価格などのコスト上昇を吸収する余裕はあまり残されていない。  カリフォルニア大学サンディエゴ校のジェームズ・ハミルトン経済学教授は原油価格の上昇について、ガソリン価格が1ガロン=4ドルを超えていた昨年ほどは個人消費に悪影響を及ぼしていないが、「待ち望んできた(景気)回復を多少遅らせる」可能性があるとしている。  今のところインフレよりデフレを懸念している米連邦準備理事会(FRB)にとって、原油高がインフレの火付け役となるのは好ましい状況ではない。  サウジアラビアのナイミ石油鉱物資源相は先に、世界経済は原油価格1バレル75─80ドルには対応できるぐらい回復したとの見方を示した。また、石油輸出国機構(OPEC)は28日、産油量の据え置きを決定している。  原油価格の上昇が消費者に与える最も直接的な影響は、ガソリン価格の上昇。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が26日に発表したレギュラー無鉛ガソリン価格は、前週比0.13ドル上昇の1ガロン2.44ドルと、過去7カ月で最高となった。ただ、原油価格上昇のペースはそれを大幅に上回っており、ガソリン価格も向こう数週間は上昇基調が続くとみられる。  ガソリン価格自体は1ガロン=4ドルを超えていた昨年に比較すると落ち着いているものの、当時に比べると家計の状況はかなり悪化している。過去1年で500万人以上が仕事を失い、労働省が発表した第1・四半期の単位労働コストは伸び率が過去最低水準となっている。  足元の原油価格上昇は、主要通貨に対する米ドルの下落も要因の1つだが、世界各国の政府がリセッションを食い止めようと財政支出を拡大させるなか、インフレを警戒した投機筋が商品市場に資金を還流させている可能性も背景にあるとみられる。