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DATE : 2025/07/04 (Fri)
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DATE : 2009/03/30 (Mon)
三井住友ファイナンス&リースと丸紅が合同出資するエムジーリース(本社・千代田区)は、同社初のバイオマス発電事業をフィリピンで進める。地場との合弁新会社を設立し、国内4カ所の養豚場で展開する発電事業に金融支援を開始した。

エムジーリースは昨年10月、地場ソリューションズ・ユージング・リニューアブル・エナジー(SURE)と合弁会社シュア・エコ・エナジー・フィリピンを設立した。現在の出資比率はSUREが60%、エムジーが40%だが、エムジーは最終的に49%まで高める方針だ。
 
 同社開発営業部の担当者は27日、NNAに対し、「『スミラオ・アンド・バンドル』プロジェクトと名付けた、国内4カ所の養豚場から出る廃棄物を利用したバイオマス発電事業に金融支援を行う」と説明。具体的な事業内容は、◇7年間の建設―運営―移管(BOT)契約に基づき、発電施設を建設◇廃棄物から抽出するメタンガスによる発電で得た排出権を売却◇精製過程で産出される固形物を加工し、有機肥料として販売する――と述べた。発電施設の建設コストは約500万米ドルで、エムジーが280万米ドルを融資するという。
 
 国内4カ所のうち、最大規模を誇るのはミンダナオ島中部ブキドノン州スミラオに位置するサンミゲル直営のモントレー養豚場。約9,000頭の養豚を手掛ける同所では、昨年からふん尿の収集、メタンガスの抽出を行うタンクなどの建設工事を開始しており、今年8月以降の稼働を見込む。発電能力は1.6メガワット(MW)の予定。
 
 このほか、サンミゲルの委託養豚場であるバタンガス州のシランガン・ファームズ、ヌエバエシハ州のサントス・ファームズや、ラグナ州のホリデー・ヒルズ・ストック・アンド・ブリーディング・ファームでも先月から同様の設備の建設を開始。発電能力は3カ所の合計で0.26MWで、8~9月に稼働する見通しだ。
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一言節約術
トイレットペーパーはダブルよりもシングルが安く済む。市販のトイレットペーパーのロールの長さは、シングル約60m、ダブル約30mとなっているが、使用量で比べるとシングルの方が少なくなることがほとんどだ。
ニュース
大恐慌以来で最長の景気後退(リセッション)を経験している米国経済だが、景気回復へのカギを握る個人消費は、足元の原油価格上昇が大きな足かせとなる可能性がある。  原油価格は4月21日以降に約50%上昇し、1バレル=65ドルを上回る水準で推移している。  足元の原油価格は昨年夏につけた過去最高値1バレル=147ドルにはまだ遠い水準だが、失業率が1983年以降で最高の水準となり、賃金の伸びが過去最低となる中、米国の消費者に原油価格などのコスト上昇を吸収する余裕はあまり残されていない。  カリフォルニア大学サンディエゴ校のジェームズ・ハミルトン経済学教授は原油価格の上昇について、ガソリン価格が1ガロン=4ドルを超えていた昨年ほどは個人消費に悪影響を及ぼしていないが、「待ち望んできた(景気)回復を多少遅らせる」可能性があるとしている。  今のところインフレよりデフレを懸念している米連邦準備理事会(FRB)にとって、原油高がインフレの火付け役となるのは好ましい状況ではない。  サウジアラビアのナイミ石油鉱物資源相は先に、世界経済は原油価格1バレル75─80ドルには対応できるぐらい回復したとの見方を示した。また、石油輸出国機構(OPEC)は28日、産油量の据え置きを決定している。  原油価格の上昇が消費者に与える最も直接的な影響は、ガソリン価格の上昇。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が26日に発表したレギュラー無鉛ガソリン価格は、前週比0.13ドル上昇の1ガロン2.44ドルと、過去7カ月で最高となった。ただ、原油価格上昇のペースはそれを大幅に上回っており、ガソリン価格も向こう数週間は上昇基調が続くとみられる。  ガソリン価格自体は1ガロン=4ドルを超えていた昨年に比較すると落ち着いているものの、当時に比べると家計の状況はかなり悪化している。過去1年で500万人以上が仕事を失い、労働省が発表した第1・四半期の単位労働コストは伸び率が過去最低水準となっている。  足元の原油価格上昇は、主要通貨に対する米ドルの下落も要因の1つだが、世界各国の政府がリセッションを食い止めようと財政支出を拡大させるなか、インフレを警戒した投機筋が商品市場に資金を還流させている可能性も背景にあるとみられる。