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DATE : 2009/02/21 (Sat)
◇ボランティアに応募、校内環境の整備も
 授業中の立ち歩きなど生徒の問題行動に悩んでいた立川市立立川第五中学校(生徒数約720人)が、保護者のボランティアを募り、教室で生徒指導を手伝ってもらう試みを今年度から始めた。これまで約180人が登録、生徒も落ち着き、教員が授業に集中できる効果が出てきた。
 問題が目立ち始めたのは昨年度。授業の50分間を座っていることが難しい生徒が複数現れ、教室を出て行く生徒もいた。見かねた一部の保護者が教室に入るようになり、今年度から学校の依頼でスクールボランティア制度が組織化された。
 保護者たちは都合のつく時間に学校を訪れ、授業を手伝ったり事務作業の補助をする。授業支援では、チャイム後に生徒を席につかせたり、授業についていけない生徒に声かけしたりする。
 職員室では、学校評価など各種アンケートの統計処理を教員に代わって行い、ホームページの更新処理や行事のビデオ編集も手伝う。さらに必要があれば、花壇の手入れや壁のペンキ塗りなど、校内環境整備にも手を貸している。
 学校周辺には造園業を営む人もおり、牛乳パックや紙が散乱していた花壇を見かね、掃除して整備した保護者もいたという。国島健二校長は「ありのままの学校を見てもらい、学校立て直しに共に尽力してもらうおうと思った。教員の負担も軽くなり、とても助かっている」と話す。
 ボランティア登録した山中千春さん(44)は最初、授業中でもかまわず席を立とうとする生徒に驚いたという。「今の子は気ままで、隣のクラスの友達に言いたいことを思いつくと、すぐ実行に移そうとする。根気よく何度でも『座ろうよ』と声をかけるのがコツ」という。また週2回訪れる松本恵子さん(41)は「今にも教室から出ようとする子が、私と目が合い席に戻るのを見るとほっとする」と話している
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一言節約術
トイレットペーパーはダブルよりもシングルが安く済む。市販のトイレットペーパーのロールの長さは、シングル約60m、ダブル約30mとなっているが、使用量で比べるとシングルの方が少なくなることがほとんどだ。
ニュース
大恐慌以来で最長の景気後退(リセッション)を経験している米国経済だが、景気回復へのカギを握る個人消費は、足元の原油価格上昇が大きな足かせとなる可能性がある。  原油価格は4月21日以降に約50%上昇し、1バレル=65ドルを上回る水準で推移している。  足元の原油価格は昨年夏につけた過去最高値1バレル=147ドルにはまだ遠い水準だが、失業率が1983年以降で最高の水準となり、賃金の伸びが過去最低となる中、米国の消費者に原油価格などのコスト上昇を吸収する余裕はあまり残されていない。  カリフォルニア大学サンディエゴ校のジェームズ・ハミルトン経済学教授は原油価格の上昇について、ガソリン価格が1ガロン=4ドルを超えていた昨年ほどは個人消費に悪影響を及ぼしていないが、「待ち望んできた(景気)回復を多少遅らせる」可能性があるとしている。  今のところインフレよりデフレを懸念している米連邦準備理事会(FRB)にとって、原油高がインフレの火付け役となるのは好ましい状況ではない。  サウジアラビアのナイミ石油鉱物資源相は先に、世界経済は原油価格1バレル75─80ドルには対応できるぐらい回復したとの見方を示した。また、石油輸出国機構(OPEC)は28日、産油量の据え置きを決定している。  原油価格の上昇が消費者に与える最も直接的な影響は、ガソリン価格の上昇。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が26日に発表したレギュラー無鉛ガソリン価格は、前週比0.13ドル上昇の1ガロン2.44ドルと、過去7カ月で最高となった。ただ、原油価格上昇のペースはそれを大幅に上回っており、ガソリン価格も向こう数週間は上昇基調が続くとみられる。  ガソリン価格自体は1ガロン=4ドルを超えていた昨年に比較すると落ち着いているものの、当時に比べると家計の状況はかなり悪化している。過去1年で500万人以上が仕事を失い、労働省が発表した第1・四半期の単位労働コストは伸び率が過去最低水準となっている。  足元の原油価格上昇は、主要通貨に対する米ドルの下落も要因の1つだが、世界各国の政府がリセッションを食い止めようと財政支出を拡大させるなか、インフレを警戒した投機筋が商品市場に資金を還流させている可能性も背景にあるとみられる。