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DATE : 2025/07/05 (Sat)
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DATE : 2009/03/30 (Mon)
中国最大のビールメーカー、青島ビール(Tsingtao Brewery)が、海外初の工場をバンコク首都圏に設置する見通しだ。タイとオーストラリアの自由貿易協定(FTA)により主原料の麦芽を非課税で調達できるためで、合弁相手との交渉が近くまとまる見通し。同国や東南アジア向けの輸出拠点にする狙いがある。

28日付各紙によると、海運会社コスナム・シッピングのテパラック社長(タイ中文化経済協会事務局長)は27日、同社を含むタイ企業・投資家が60%、青島が40%出資して合弁会社を設立する方向で交渉していることを明らかにした。交渉は間もなく妥結する見通しという。妥結後に工場建設に着手する。
 
 青島は、タイがオーストラリアから麦芽を関税率ゼロ%で調達できるほか、非課税でオーストラリアに輸出できるため、進出先に選んだとされる。また、東南アジア諸国への輸出増も狙っている。
 
 現在は関連会社の商社を通じて、タイで輸入販売しているが、酒類に対する関税率が高いことから、現地生産で輸入関税を回避し、納期を短縮する狙いもある。
 
 工場用地をバンコク首都圏で探しており、敷地面積は320万平方メートル以上を希望。工場の工費は20億バーツで、着工から1年半で完成させる。年産量は当初10万トンで、20万トンまで増やす。製品の80%を輸出する計画。従業員は500~600人を予定している。
 
 青島は2007年10月、タイにビール製造の合弁会社を設立すると発表したが、その後、状況は進展していなかったとみられる。
 
 同社は1903年設立。山東省青島市に本社があり、中国国内に50以上の子会社を持つ。
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トイレットペーパーはダブルよりもシングルが安く済む。市販のトイレットペーパーのロールの長さは、シングル約60m、ダブル約30mとなっているが、使用量で比べるとシングルの方が少なくなることがほとんどだ。
ニュース
大恐慌以来で最長の景気後退(リセッション)を経験している米国経済だが、景気回復へのカギを握る個人消費は、足元の原油価格上昇が大きな足かせとなる可能性がある。  原油価格は4月21日以降に約50%上昇し、1バレル=65ドルを上回る水準で推移している。  足元の原油価格は昨年夏につけた過去最高値1バレル=147ドルにはまだ遠い水準だが、失業率が1983年以降で最高の水準となり、賃金の伸びが過去最低となる中、米国の消費者に原油価格などのコスト上昇を吸収する余裕はあまり残されていない。  カリフォルニア大学サンディエゴ校のジェームズ・ハミルトン経済学教授は原油価格の上昇について、ガソリン価格が1ガロン=4ドルを超えていた昨年ほどは個人消費に悪影響を及ぼしていないが、「待ち望んできた(景気)回復を多少遅らせる」可能性があるとしている。  今のところインフレよりデフレを懸念している米連邦準備理事会(FRB)にとって、原油高がインフレの火付け役となるのは好ましい状況ではない。  サウジアラビアのナイミ石油鉱物資源相は先に、世界経済は原油価格1バレル75─80ドルには対応できるぐらい回復したとの見方を示した。また、石油輸出国機構(OPEC)は28日、産油量の据え置きを決定している。  原油価格の上昇が消費者に与える最も直接的な影響は、ガソリン価格の上昇。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が26日に発表したレギュラー無鉛ガソリン価格は、前週比0.13ドル上昇の1ガロン2.44ドルと、過去7カ月で最高となった。ただ、原油価格上昇のペースはそれを大幅に上回っており、ガソリン価格も向こう数週間は上昇基調が続くとみられる。  ガソリン価格自体は1ガロン=4ドルを超えていた昨年に比較すると落ち着いているものの、当時に比べると家計の状況はかなり悪化している。過去1年で500万人以上が仕事を失い、労働省が発表した第1・四半期の単位労働コストは伸び率が過去最低水準となっている。  足元の原油価格上昇は、主要通貨に対する米ドルの下落も要因の1つだが、世界各国の政府がリセッションを食い止めようと財政支出を拡大させるなか、インフレを警戒した投機筋が商品市場に資金を還流させている可能性も背景にあるとみられる。